福祉施設における熱中症予防

介助者が気をつけたいこと

1.介助者としての心構えで大切なこと

・自分自身も熱中症にかからないようにする

・外出時には事前に保冷グッズの準備

・適宜水分補給、なるべく日陰のある場所を選びましょう


2.支援される立場の気持ちになって考えよう

どんなふうに介助または声かけをしたらいいのでしょうか


・自分から不調をうまく伝えられない方がいたら?

・汗をかきにくい方がいたら?

・暑さやのどの渇きを感じることが苦手な方がいたら?

・特定の服装にこだわりがある方がいたら?

・視覚障害のある方がいたら?

・厚着をしてしまう方がいたら?

・手足・体幹に障害のある方(特に車椅子を利用する方)がいたら?

・車椅子や歩行器を使用する方がいたら?


3.日頃からの気づきを大切にしよう

日頃から排泄の回数や発汗の様子を慎重に観察していると、いつもと違う状況に気付きやすくなります


支援するときは

・「何かお手伝いしましょうか?」「気分は悪くないですか?」など周囲の人が積極的に声かけをする

・室温をチェックしながら体温をこまめに測り、体温を管理することも大切です

・体温計で検温するなど体調を確認し、体調が優れない日は外出を控えましょう

・車いすを利用する方は地面からの照り返しで熱を受けやすく、背中とお尻が車いすと密着しているため熱がこもります。冷却グッズを活用しましょう

・車いすを利用する方など障害のある方は使えるトイレが限られます。そのため、水分を控えてしまうことがあるので脱水症状になりやすくなってしまいます。こまめに水分を取る必要があります

・重度の知的障害がある方の場合、「暑い」、「のどが渇いた」などをうまく伝えることができない人もいます

・外出先では出来るだけ直射日光の当たる場所 を避けて、室内や日陰などでこまめに休みま しょう


相手のことを思いやりながら、自分自身も熱中症にかからないよう十分な睡眠と栄養のある食事を心がけたいものです

研修を通じて、気づきのポイントを見つめ直すことができました

冷蔵庫には冷水とアイスノンを常備しておくべきですね

ケースバイケースで対応していきましょう

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